「本当のことは何も教えてもらえない」そろそろ”日本の栄養士学校”について語ってみようと思う。

organic food






私は昔、栄養士になりたかった

小学生の頃から
野菜の食べ合わせを本から勉強しては
学校給食を偏食していた私は

ちょっとした健康オタクでした。

社会人になってからも
【健康志向】は根強くて
ウエディングプランナーとして活躍する一方で

やっぱり美容や健康に携わる仕事に
憧れが絶えなかったんですね。

でも、子供を産んだことをきっかけに
オーガニックセラピストなった私は

これまで知り得なかった【栄養学】を知ることになって

オーガニックであることや、無添加であることの意味を
学校では教えてもらえないことを知り

それまで憧れていた栄養士学校への道を
一度は離れた過去がありました。

 

今でも素晴らしい仕事だと思うけれど

今の日本の栄養士学校では
オーガニックの教育」はもちろんないし

添加物や化学調味料、砂糖の危険性は語られない

危険か?と尋ねても
「摂り過ぎなければ大丈夫」と、
教壇からは学ぶことができません。

実は、コットンハウスに通う生徒さんの中には
6人の栄養士・管理栄養士がいます。

みんながそれぞれ

オーガニックの学びを深めに通ってくれるのには
こういった背景があるからなんだろうなぁ。

もし、当たり前のように
学校教育の中にオーガニックの学びがあれば
あとでお金をかけて学ぶ必要もないのに

なぜ、日本では当たり前にならないんだろう。

先日出会った
オーガニックトレードアソシエーションのモニーク氏も
日本のオーガニック教育について
疑問視していました。

もっと本当のことを知ることができれば
誰もが当たり前のように
オーガニックなものたちと豊かに暮らすことができるのに、と。

私のスタッフの1人から
こんな想いを聞くことができました

彼女はまだ学生さんで

これから管理栄養士の試験を受けるため
勉強しながらセラピスト学校に通っています。

彼女はオーガニックのことが大好きで
酵素栄養学の授業も熱心に聞いていました。

栄養士から見て、酵素栄養学ってどうなの?」と聞くと

こんなこと学校では教えてくれません」と
悲しそうに呟いた。

彼女は今の日本の栄養士学校の真実を
こんな風に教えてくれたの。

例えば食品衛生学の授業の中では
たった1回ほどしか添加物の授業はなく

その授業の中で教わるのは
添加物の種類だけ。

結局、その添加物の危険性や副作用は
何も触れなければ
【危ない】とすら言わず【安全】と言われるそう。

醤油の成分計算においても
安い大量生産の醤油と
オーガニックの手間暇かけられた醤油は
同じ「醤油」として計算されている。

栄養も効能も大きく違うはずなのに
そこに区別は一切ない、と言っても過言ではないくらい。

病院に職場体験に行くと

大量生産の調味料たちが
倉庫の中にずらりと業務用で並んでいて

難しい管理栄養士の資格をとったにもかかわらず

パウチに出来上がって届いた出来合えの煮物を
ただ小鉢に移し替えていくだけで

トンカツも衣がついた状態で、ただ揚げるだけ、と言う。

病院の食事ですら
コストにとらわれてしまい

食材や調理の質までは良くならないのだろうと
見ていて感じるし、誰も疑問にも感じていない。

せっかく調理を学んでも
調理場では「料理」が行われていないところも多い。

臨床の授業でも「病気」の勉強と

「病気に対する栄養療法」は学ぶけれど

病気にならないための食事法のような
「予防医学」については
ほとんど触れることはないそうで

病気になったら何を食べたらいいのか?などの
具体的な食材というよりも

「タンパク質を何グラムまで」のような
数値や理論を学ぶことがほとんど。

でも、結局は生活の中で生かされなければ
病気は防ぐことができないのに

病気になった後のことが授業のほとんどで。

計算式や化学を学ぶことが多くなる。

こんな症状なら、こう食べて、こう予防しよう。

この病気になったら、これを食べて、こう調理しよう。

というのは
栄養学として必要ないのだろうか?
とすら疑問に思う、とのこと。

女子大学だから
オーガニックが好きな子もいると思ったのに
誰1人としていなかったことも
悲しかったそう。

学びの中には一切と言っていいほど
「オーガニックのこと」は語られない

それは、秘密にしているのか

学ぶ必要がないからなのか
分からないけれど

若い子でも知っているような
添加物ですら
スルーされているのが辛い。

子供用の料理をつくる調理実習でも
白い砂糖がたくさん使われていて

彼女は「自分はこんなメニューは作らないだろうな」と
思いながら課題を出し続ける日々。

化学調味料や人工甘味料を取り扱う会社の社員さんが
出張授業することもあり
全くもって「健康」とはかけ離れた現場のことを
学生のうちに知ることになったそうです。

彼女は今現在、通いながらも
いろんな疑問をネガティヴには捉え過ぎずに
オーガニックを伝える栄養士になりたい」と
実情を知った上で

必要とされる情報を伝えたい、と目を輝かせていました。

その姿は、私がかつて憧れた
栄養士さんの姿そのもの。

私は彼女を、心から応援したいと思ったんですよね。

本当はね。
私が子どもの頃から
大好きで触れてきた「栄養学」はね。

健康的に生きていくための食べ方」を
学ぶためのものはずなの。

それなのに
いつの間にか硬いルールに縛られて
真実を伝えることもできずに
当たり障りのない「栄養の勉強だけ」を
しているように感じる。

なんのための「栄養士」なのか。

なんのための「管理栄養士」のなのか。

健康とはなにか、豊かとはなにか。

学校で学べることは
どれほど私たちの未来や、残された子供たちに
財産を残すことができるのだろうか。

私たちは本気で考えていかなくてはいけないと思う。

管理栄養士という立場にいる人こそが
学校での学びを終えた後に

「料理」や「食材と調味料の質」そして
「環境」まで配慮し

「オーガニックとはなにか」を宗教的な観点ではなく
当たり前の様に伝えることができたなら

きっとセラピストの私よりも
大きな影響を及ぼすことが出来るはずなのに。

気づいたら、行動してほしい。

この小さなブログ1ページでも
1日数万人の人に伝えることはできる

批判でなければ、きっと誰かの力になり、活力へ変わって
小さな変化は連鎖していく。

これは批判的なことではなく
日本の栄養学校の真実だと思う。

本当に学びたいことは学校ではなくって
自然の中にあることを
どうしてみんなは気がつかないんだろう?

私もかつて栄養士に憧れ
栄養学の本を読み漁っていたこともあり
学校も一度は検討しましたが

このような事実を栄養士さんから聞いて

私はコンクリートに囲まれた校舎の中で学ぶより

緑溢れる自然の中で
手間暇かけられて自然の食材たちを

「料理すること、食べること」を
体と心で学ぶことを選んだこと。

それは今でも、間違っていなかったと思っています。

これから管理栄養士の資格をとる彼女は
ここで感じた不協和音を

知らない人たちに伝えることを使命として
頑張りたいと言っていました。

知っている人しか伝えらないもんね。

私には伝えらなかったから。

栄養士になった人が
添加物のことや農薬のこと

化学調味料や人工甘味料のことをきちんと理解して

誰を何を批判することなく

誰もが真実を知る権利がある」として
伝えてくれることを祈ります。

私もオーガニックセラピストとして
自然療法家として伝えていくけれど

その場にいる栄養士さんだからこそ
伝えられる、変えていけることがあるはず。

それこそ、日本の栄養学にも
新しい改革を起こさなくてはいけないはずです。

こんなこと
栄養士学校に行っていない私が言うのは

説得力に欠けるかもしれないけれど。

恐らくこのブログを読んで
「誰もが真実を知る権利がある」ことに賛同して

発信していってくれる方が増えることを
心から祈っていますね。

どうか、未来に残される子どもたちのために。

安全に食べていける未来を

残さないといけませんから。

坂田まこと

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