「19歳の母」の告白。

organic life






いま、伝えたいこと。書いてみようと思うの。

私はこの10年の間に
アナザースカイと情熱大陸に
本当に出たいと思ってるの。
 
あ、笑うところじゃないのよ。笑
(自分で笑っちゃったけど。)
 
  
テーマは仕事のことでもいいけれど
 
若くしてお母さんになった私の人生を
「若い人たちのため」に語りたいと思った。
 
不妊という言葉を
一人歩きさせないために
 
若いお母さんが
生きやすい世の中になるように
私は身を呈して伝えたいと思ってるの。
 
 
若いお母さんだけど
こんなにも豊かな人生を生きることも
できるんだよ、ってね。
 
 
 

私は18歳で妊娠し、19歳で出産した

  いわゆる
若年妊娠を経験し
 
仕事を辞めてしまった彼と一緒に
お金も住む場所もないまま
彼の実家に住まわせてもらい
 
若すぎる妊娠に
相手のお母さんを泣かせてしまうという
 
そんな悲しいスタートから
私の人生は180度変わっていったの。
 
 
20歳の頃。
 
赤ちゃんを抱えながら
世の中の不条理に、胸が焦げるような想いをした。
 
 
子どもを抱えて
しかも若い女の子が働ける場所なんて
東京にはどこにもなかったんだ。
 
 
どこに行っても、どこで働いても
結局は「子どもがいるから」「若いから」と
失敗を責められ
成功は若さと共に・・・妬まれた。
 
 
産後、2つの仕事をしたけれど
どちらも上手くいかなくて
 
私も未熟すぎての結果だったから
周りのせいにしているわけじゃないけれど
 
それでも、やっぱり
お母さんには「生きにくい世の中」だったんだ。
 
 
 
私は定時に上がるために
「他に仕事はないですか?」と先輩に尋ねてまわる。
もちろん時間内に自分の仕事は終わらせて。
 
それでも認められるどころか
嫌そうな顔をされて、悪口を言われた。
 
 
 
 
 

・・・それから数年

 結局、何をすれば認めてもらえるのか
ずっと分からないまま
私はもうすぐ、30歳を迎える。
 
大人になる。
 
 
 
 
でもね。今なら分かるよ。
 
あの頃は周りが整ってなかっただけ。
自分が何も、知らなかっただけ。
 
私にもう少し社会性があって、マナーが身についていたら
もっとうまく生き抜けたんだろうけど
 
社会経験が浅すぎて
当時の私には、何も分からなかったんだ。
 
 
 
きっと、私と同じように10代で母になり
様々な葛藤と向き合ってきた人が
他にもいるはず。
 
 
今の世の中は
保育園が定員で入れなくて、しかも核家族ばかりで
 
整った環境での子育てがしにくいから
20代で母になる人も少なくなった。
 
そうしたら
社会で働く女性が増えて
男性よりも女性が活躍する社会に傾いた。
 
そして
女性は子どもを産むことを先延ばしにしてしまい
不妊を抱えるようになって
 
不妊治療専門の病院が増えて
行列を成した。
 
まるでブームみたいに
山ほど不妊治療病院ができてしまった。
 
 
こんなにも不妊が増えてしまったのは
何が理由か、いろんな説があるけれど
 
実は不妊も妊娠も紙一重で
 
突然やってくる奇跡みたいな妊娠に
私たちの運命は180度変わる。
 
 
妊娠して、突然母になる
 
その準備期間に
不妊という時期があるんじゃないかな、と。
 
 
 

それは誰もが乗り越える、環境の変化

  そこには一体、何があるんだろうか?
 
 
私はね。
子どもを望むのなら、若い時に、できるだけ早くに
子どもを産んでほしいと、心から思ってるんです。
 
 
 
お客様の中で
私と同じように「若年妊娠」を経験した方がいて
 
保育園にやっと入れたのに
周りのお母さんに馴染めなくて苦しい、と
 
相談してくれて。
 
周りはみんなキラキラして
楽しそうなプライベート写真をInstagramにあげるのに
わたしにはそんな毎日なんてない、と。
 
 
あ、、分かるなぁ。その気持ち。
 
 
 
私も18歳で妊娠して、19歳で出産して
 
隣で入院していた初産の方が39歳で
娘と私の年齢差と同じで驚いて
同じ時期に入院しているお母さんはみんな
35歳以上の方ばかりだったから。
 
病院でも「あ、10代なんですね。旦那さんは?」
みたいな白い目で見られるし
 
話し相手はいなかったかな。
 
 
昔は、25歳でみんなお母さんだったのに
どうしてこんな事になったんだろう、と
不思議に感じた瞬間だったんだよね。
 
 
私も、保育園では他のお母さんたちと
全然馴染めなかったよ。
 
 
 

若い時に出産を選ばない人が多くなってしまった

  若い時に出産を選ばない人の中には
 
きっと仕方のない状況が
それぞれの家庭にあるのは間違いないんだけど
 
それでもやっぱり
 
これから社会に出る若い女性たちには
「母になる」という未来を望むなら
先延ばしにしないで、若いうちに経験して
 
命を抱えて闘う苦労を。
命を抱えて闘う勇気を
 
感じてほしい、持ってほしいと願うばかり。
 
 
 
ここ最近の若い子は
周りの目ばかり気にして、やりたい事も分からなくて
「いつかやろう」そればかり。
 
ねぇねぇ、いつかって、いつ?
 
いつかやろうは、もうやらないと
同じことだって知ってる?
 
 
  

「若年妊娠」だからこその強み

 私はね、お母さんになったから
それなりに苦しいこともあったけど
 
いつもこう思ってたよ。
 
 
30代になって
会社の中でも一番安定して楽しくなってくる
キャリア半ばの時期に
 
妊娠して、出産して、復帰できなくなって
体力的にも精神的にも
苦しい子育てをするくらいなら
 
20代で母になって
これから積み上げるキャリアや
社会での居場所を作りながら、勉強しながら
若さと有り余る体力で子育てをやり抜いて
 
30代半ばには
自分の居場所」を作ろう、って。
 
 
 
母親になってから
遊びに行けない、お洒落な服も着れないという
苦痛を語る歌があるくらい
「お母さんは不自由」な印象が強いけれど
 
私には、一切なかったよ。
 
 
だって私は「遊び」も「お洒落」も
あまり経験せずに親になったから
「失う辛さ」がなかったの。
 
 
一度得たものを「失う」のは確かに辛いけれど
 
「最初から何も無かった」から
私は辛くなかったんだよ。
 
 
 
 
先輩たちがリタイアしていく中で
私だけは社会の中で生き残ろう、と。
 
そんな野心すら、19歳の時に抱えて働いた。
 
寝る間も惜しんで、遊びにも行かずに
必死に子育てをして両立した。
 
 
 
 
この経験は
いつか私の「武器」になると
信じながらね。
 
 

「親になる覚悟」を持って生きていく

 私は少なくとも20代前半から妊娠を
みんなにも前向きに考えてほしいと願います。
 
 
私のところに通うお客様にも
30代後半での不妊に悩む人は多く
心痛むストーリーに
泣けてしまうほど。
 
 
 
若い時に、少しでも早く
体が元気で
そして子どもも丈夫に生まれてくる時に
 
「子どもを持つ」「自分の未来を作る」ことに
勇気をもってほしいのです。
 
 
 
 
保育園?お金?住むところ?
 
 
大丈夫、なんとかなるよ。
 
 
私は、家も仕事もお金も居場所も無かったけど
 
こんなにも可愛い娘が産めたし
ここまで育てられたんだから
 
あなたもきっと、大丈夫だよ。
 
 
勇気を持って。
 
 
 

「できちゃった結婚」なんて言わないで

 そもそもね、「できちゃった結婚」なんて
言葉があるからいけないのよ。
 
「不妊」なんて言葉があるからいけないのよ。
 
 
命を授かることはいいことなんだから
授かり婚」であってほしいし
 
「不妊」なんて言葉を
病院が掲げて専門院を作ってしまったら
まるで病気みたいになってしまう。
 
 
 
違うよ、これは病気なんかじゃない。
ただの準備期間だよ。
 
 
 
そして、女性だけが苦しむ問題でもない。
 
 
 
家族みんなで向き合う問題で
「お母さん」だけが子育てを頑張る世の中さえも
 
これから変わっていかなきゃいけないんだ・・・
 
 
 

失うお金より
日々失う「若さ」と「時間」が惜しかった

今は
認可外保育所も増えて
住む地域だけ工夫すれば
高いけど預けられる保育園は増えているし
 
子育てしながら働き出せば
認可保育所が当たる可能性だって上がる。
 
 
私は認可外保育所だけじゃなく
区の保育ママなどの、いろんなサービスを貪欲に利用した。
 
失うお金より
日々失う「若さ」と「時間」が惜しかった。
 
のんびりなんて
していられなかったんだ。
 
 
 
 
私が最初の頃
10万もする認可外保育所に預けながら
母乳と布オムツで子育てできたのは
間違いなく「体力のある若さ」のおかげだったよ。
 
今だったら
あんなに頑張れなかったかな。笑
気持ちも、体力的にもね。
 
 
 

「病気にならない」丈夫な子を産めたこと

うちの子はね
 
若くして産んだからか
母乳がよく出たからか
小さい時から預けられて免疫ついたからか
 
保育園の時から
ほとんど呼び出しのされない、健康児だった。
 
お母さんが若いからよかったねぇ」と
先生にはいつも言われていたよ。
 
嬉しかったなぁ。
 
 
毎日職場のトイレでこっそり搾乳して
冷凍して保育園に持っていく毎日も
 
その言葉1つで
救われた気がしたよ。
 
 
 
 
 
 
社会に出て
私だけ時間にリミットがあったけど
 
お陰様で
時間内でしっかり定時で仕事を終わらせて帰れるほどの
効率の良さを自然と身につけたし
自宅サロンで起業する」という選択肢を持てたのも
あの子がいたから。
 
あの子が家で待っていない人生だったなら
 
私は今でもバリバリのキャリアウーマンで
数十人の部下を抱えて
仕事に没頭していたと思う。笑 
 
 

でも、そんな人生じゃなくてよかったよ

 今の人生の方が
数十倍「大変」だけど、数十倍「豊か」だ。
 
 
こんなにもドキドキする毎日はない。
お母さんの毎日は
まるでメリーゴーランドみたいだからね。
 
 
自分の人生に自信が持てたのは
間違いなく
19歳で母になった経験があったからだよ。
 
 
 
それがなかったら
 
今の私はきっと空っぽだったんだろうな。
 
 

「若いお母さん」だから成し遂げられること

最後に。
 
 
若くして母になることには
私はメリットの方が多いと、そう感じます。
 
ORGANIC MOTHER LIFEは
お母さんにならなかったら、生まれなかったからね。
 
たくさんの「気づき」を私に与えてくれた。
 
 
 
もっと視野を広げて生きてほしい。
 
1日でも若い時に気づいてほしい。
 
 
 
いつか産もう」と思って
出産や妊娠を先延ばしにしてしまって
産めなくなってしまった人を、私はたくさん知っています。
 
今は私もその1人になって
2人目の妊娠を望んで、8年間闘っています。
 
 
 
だけど
1人目にすら恵まれない、その痛みは
お母さんになれた私には
分かるようで、分かってあげられない痛み。
 
 
私も2人目が出来ないことに悩み
不妊の言葉が脳裏をよぎって
悲しくなったことが、幾度となくありますが
きっと同じ痛みじゃないから、苦しい。
 
 
 
分かるよ、分かってあげたいよ。
 
 
「お母さんになりたい」その気持ちを。
 
 

私は自分の人生に「自信」を持ちたい

これを伝えられる機会を作るのは、自分自身です。
 
 
書こうかな。
この話が「小説」になるまで。
 
 
私は若くして母になった自分を
恥じたことはないし
完璧な母になりたいとも思ってないよ。
 
ただ、あの子の前では
「自慢のお母さん」でありたい。
 
ありのまま、飾らない「私」でありたい。
 
泣いて笑って
時にはともに苦労を乗り越えて
「あんな頃もあったよね」と笑いあえる親子でありたい。
 
 
 
 
 
 
 
伝えたい気持ちが溢れる時。
 
 
 
私はきっとまた、筆を走らせるんだろう。
 
 

坂田まこと

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“ファンデーションを卒業する“ためのオーガニックトリートメントサロンを経営する坂田まこと、本人が書き下ろした初書籍2018.5.15に発売。 19歳で母にな...

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